あんにょんです。 & あけましておめでとうございます。 ってか、寒中お見舞い申し上げます・・・かな？ 随分ご無沙汰してまして、すみません。 まるまる１か月ぶりの更新です。 ただ今、受験生の母は、何かとバタバタしておりまして。 のわりには、かなり遊…

「子狐」は俺の手を握ったまま、赤いレンガの家に一目散に駆け込む。 カララン。 扉を開けると、呼び鈴と音とともにふんわりと温かい空気に包まれた。 「いらっっしゃいま・・・あ、テソン？」 「ハルっ！アッパは？」 「ああ！！なんだよその格好！ビショビ…

どんよりした雲が広がり、白い綿ぼこりのような雪が空から舞い落ちる。 「ああ・・・。」 鉛が胸にドスンと落ちたように、やるせない気持ちが口から漏れだす。 白いベンチに腰掛けたまま、もうどれくらい経つだろう？ このまま石のように心も身体も固まって…