大切なものは心の中に

チュジフン主演「キッチン」を中心とした作品の2次小説書庫です。

見てきましたよ。「ジャック・ザ・リッパ―」

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あんにょんです。
 
先週日曜日、あの大雨の中、こちらを見に行ってきました。
んふ❤
念願の「ジャック・ザ・リッパ―」
 
前から「韓国のミュージカルは最高❤」と、叫びまくっていたら、
「韓国ミュージカルお好きでしょう?」といって、チケットが舞い降りてきました❤
いや、何でも言ってみるもんですね。
 
(もちろん自分も別の日にチケット買ってるんですけど・・・)
 
本日のキャストは、
 
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主人公・ダニエルは、魅惑のアン・ジェウクssi(笑)
 
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ジャ~~~~ック!!
 
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悩める男・刑事アンダーソン❤
 
いや~久しぶりに、堪能させていただきました。大雨の中行ったかいがあったってもんです。
このミュージカル、ネタばれはかなり悲しいので、内容に関しては伏せます(笑)
 
ともかく、やっぱり、韓国のミュージカル俳優は、歌がうまい!!!
 
このアンダーソン刑事が、舞台の進行役なんですが・・・。
この男がまたいいんですよ。
影があって、憂いを帯びて。
ミン・ヨンギssiは、韓国ミュージカル界の第一線を常に走っているお方で、
私、この人テレビで見たことがあるような気がするんですが、プロフィールには載ってないんですよね。
まぁ、ともかくとてもいい味出していて、この日のキャストでは、この人がダントツに歌がうまい!
ずっと抑えて抑えて、最後にソロでフルボリュームで歌われた時は、マジ涙が出ました。
歌詞もわからんのに、歌で泣かせる声。
一発でファンになりましたね。
 
いや、このアンダーソン役、めっちゃいいです。
ただ、洒落にならないコカイン中毒の刑事なのがねぇ・・・。
でなければ、ぜひジフニにやってもらいたいんですけど。
 
はっきりいって、この回の主役でした。
 
アン・ジェウクssiのダニエルは、ちょっと弱いかな。
というか、あまりに純粋なお坊ちゃまの役なので、私的にはあまり好きではない役ね。
 
アン・ジェウクssi、どうしても国分くんに見えちゃうし…(爆)
前半の若い時代の演技は、ちょっと苦しくて、後半の現代の少し疲れた役は、まあよかったけれど。
でも、やっぱりヨンギssiのアンダーソンが光ってるんですよね。
 
舞台では2組のカップルが出るんですね。
主軸のダニエルと、グロリア。
そして、アンダーソンとポリー。
 
お互いに傷を持ち、素直になれない2人。
アンダーソンとポリー。
その2人の最後のシーンは、かなり泣けます。胸キュン。
設定としては、かなりすれているんですが…・。
吐きだめの鶴というか・・・戦場の花と言うか・・・。
しかも、ポリーがまたうまいんだ。
 
しかし何がすごいと言えば、やっぱりジャック!
「ジャ~~~~ック!」
ダニエルが叫ぶんですが、本当に叫びたくなるくらいジャックなんですよ。
もう存在そのものが。
怪しくて、淫靡で、そして大胆不敵で。
 
最後のカーテンコールは、彼の独壇場です。
歌は…そんなにうまいと思わないんだけど・・・・。
彼は、そこにいるだけでいいんです。
それで、舞台はまわるんだ。
 
もらった席は2階の2列目で、ちょっと離れてはいたけれど、
全体を見るのには、よかったですね。
俳優たちの表情まではよく見えなくて、何でオペラグラス持って行かなかったのか後悔しました。
 
日本公演だけあって、字幕もちゃんと完備されておりますが、
見ているとだんだん、字幕が邪魔になってくるんですよね。
よほどの場合を除いて、字幕は、無視してみる方がいいと思います。
俳優さんたちから目を離さなければ、ちゃんと彼らは演技で内容を教えてくれます。
 
1階の席は多分ほとんどアン・ジェウクssiのペンのみなさま。
彼が登場しただけで、拍手喝采
常に彼とともに拍手が響く。
そしてカーテンコールなんて総立ちで。
 
2階は招待された人が多いので(いわゆる余り券)、感情抑え気味で、
素晴らしい演技を称賛したいのに、イマイチ我慢してしまった私。
この時ばかりは、1階に行きたいなぁって思いました。
 
次は自分で買ったチケットで。
今度は1階席だから、大いに盛り上がろうと決めています。
 
いや~~~!
本当に熱い舞台です。