遅ればせながら、「第7回ミュージカルアワード」ご紹介
あんにょんです。
「レミゼラブル」のレポに入る前に。
先日、6月3日に、韓国で「第7回ミュージカルアワード」が開催されました。
「ミュージカルアワード」というのは、毎年6月に開催されるミュージカルの祭典で、
前年の6月から翌年の6月までの1年間に上演されたミュージカルの一番を決めるわけで、
去年もここで紹介させていただきました。
今年は、去年よりもより豪華な「祝賀公演」がたくさんあり、うはうはっ![](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/ringhun/20010101/20010101000500.gif)
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ここのところ、なんもかんこそっちのけで、動画に釘付けな私なので、
こちらの方を先にご紹介。
まずは、今年の主演男優賞、助演男優賞、新人女優賞、演出賞、そしてミュージカル賞(つまり大賞)をとった、
「レミゼラブル」から。
まず、説明も何もなしに、とりあえず見てください。
「レミゼラブル」
素晴らしい完成度です。マジ泣きます。
プリン縛るはもちろん素晴らしいけれど、このミュージカルは何と言ってもアンサンブルのすごさです。
助演男優賞のジャベール役のムン・ジョンウォンssiは、「生命の航海」で、ラルー船長をやったあの方です。
こちらは、今年の冬に上演された「レベッカ」。
愛する(笑)オク・ジュヒョン嬢が、助演(爆)女優賞をいただきました。
助演と言うには余りに存在が大きい「ダンバード夫人」。
舞台登場は全体の30%と、少ないのに、
このシーンは、この舞台のメインテーマで、一番の盛り上がりを見せる場面です。
あの美しい彼女が、鬼(爆)に豹変するこの舞台。彼女の女優魂を見せつけられます。
去年2月に、どうしても見たくて渡韓した舞台。(それ以外の時間は「タソン」ロケ地めぐりに費やしてたけど(笑)
本当に最高にすばらしくて、虜になりました。
でも、正直に言うと、キリスト教が苦手…という理由で、落としてしまったのですが、
この公演を見て、「ぬぁ~~~~っ!どうして見なかったんだぁ~~~~~っ!」と、頭を抱えました。
す、すばらしい。
ジーザス役は、トリプルだったのですが、ここではパク・ウンテssiが、演じております。
この方、昨年の「エリザベート」で、暗殺者ルキーニ役を演じて、「祝賀公演」でも舞台に立っていたのですが、
その音域の広さに目が点になって以来、ファンに。
今回のゲッセマネも、素晴らしいです。
私がこの舞台を見たいと最初に思ったのは、ユダ役が彼だったからです。
ハン・チサンssi。
![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/r/ringhun/20190901/20190901154633.jpg)
「Don Juan」の敵役ラパエル役をやっていました。
彼のラパエルは、ダヒョンssiのDon Juanがかすむほど素晴らしい存在感でした。
たぶん、ジフニ以外で初めてファンになったミュージカル俳優さん。
彼の舞台と言うことで、見たいなって思っていたわけです。
ユダ・・・彼にぴったり。
さて、そのダヒョンさんですが、賞は取れませんでしたが、
去年の夏に上演された「ラ・カージュ」という舞台の祝賀公演をしてくれました。
彼は、「ラ・カージュ」というオカマバーのマダム。マダム・ザサ役。
いやぁ・・・私、この彼を見て、彼を見直しました。
二枚目路線はやめて、こっち路線で言った方がいいんじゃないかと思うほどのはまり役。
恥じらいも何もかも捨てた演技が素敵。
妖艶なダヒョンさんは見栄えが素敵だけど、
いったいバルジャンな彼が、どんなザザをやったのか、興味深いところです。
最初につなぎで出てくるオク・ジュヒョン嬢は、このステージのみの特別参加ですが、
このあけっぴろげな演技も、さっきの「ダンバード夫人」とは別物でしょう?(笑)
彼女、本当に千の仮面を持っているんです。
最後を飾るのは、チャンウクくんが新人男優賞をもらった「その日々」です。
この舞台は、他に創作作品賞ももらいました。
ふふふ、チャンウクくん、とっても初々しいです。
主人公は、祝賀公演ではカン・テウルssiが演じています。
この話は、首相官邸を守るSPのお話なんですが、アクション満載なステージ、かっこいいっ!
カン・テウルssiのステージ、堪能しちゃってください。
今年も韓国は、素敵なミュージカルが目白押し。
ただいま、お休みとジフニの予定とにらめっこして、どの公演が見られるか作戦タイム中。
来年のミュージカルアワードも見に行きたいなぁ・・・とチラリと思ったりして。
そんでもって、いつかジフニもこの舞台に立ってくれるといいなぁ・・・と願っております。(それが一番。)
ただいま、韓国最高のキャストによる「レミゼラブル」の「ONE DAY MORE」を、最後におまけ。
去年の受賞者で歌ったもので、偶然に翻訳をつけてくれているものを見つけたのでペタリ。
ジャベールをパク・コニョンssiという、ありえない豪華ぶりを堪能してくださいませ。