大切なものは心の中に

チュジフン主演「キッチン」を中心とした作品の2次小説書庫です。

遅ればせながら、「第7回ミュージカルアワード」ご紹介

 
あんにょんです。
レミゼラブル」のレポに入る前に。
先日、6月3日に、韓国で「第7回ミュージカルアワード」が開催されました。
「ミュージカルアワード」というのは、毎年6月に開催されるミュージカルの祭典で、
前年の6月から翌年の6月までの1年間に上演されたミュージカルの一番を決めるわけで、
去年もここで紹介させていただきました。
 
今年は、去年よりもより豪華な「祝賀公演」がたくさんあり、うはうはっ
ここのところ、なんもかんこそっちのけで、動画に釘付けな私なので、
こちらの方を先にご紹介。
 
まずは、今年の主演男優賞、助演男優賞、新人女優賞、演出賞、そしてミュージカル賞(つまり大賞)をとった、
レミゼラブル」から。
まず、説明も何もなしに、とりあえず見てください。
 
レミゼラブル」
 
素晴らしい完成度です。マジ泣きます。
プリン縛るはもちろん素晴らしいけれど、このミュージカルは何と言ってもアンサンブルのすごさです。
助演男優賞のジャベール役のムン・ジョンウォンssiは、「生命の航海」で、ラルー船長をやったあの方です。
 

 
こちらは、今年の冬に上演された「レベッカ」。
愛する(笑)オク・ジュヒョン嬢が、助演(爆)女優賞をいただきました。
助演と言うには余りに存在が大きい「ダンバード夫人」。
舞台登場は全体の30%と、少ないのに、
レベッカの舞台の象徴で、彼女こそが「レベッカ」と言っても過言ではないというすごさ。
このシーンは、この舞台のメインテーマで、一番の盛り上がりを見せる場面です。
あの美しい彼女が、鬼(爆)に豹変するこの舞台。彼女の女優魂を見せつけられます。
去年2月に、どうしても見たくて渡韓した舞台。(それ以外の時間は「タソン」ロケ地めぐりに費やしてたけど(笑)
本当に最高にすばらしくて、虜になりました。
 

 
こちらは、5月の渡韓の際、「レミゼラブル」と最後まで悩んだ舞台「ジーザスクライストスーパースター」。
でも、正直に言うと、キリスト教が苦手…という理由で、落としてしまったのですが、
この公演を見て、「ぬぁ~~~~っ!どうして見なかったんだぁ~~~~~っ!」と、頭を抱えました。
 
す、すばらしい。
ジーザス役は、トリプルだったのですが、ここではパク・ウンテssiが、演じております。
この方、昨年の「エリザベート」で、暗殺者ルキーニ役を演じて、「祝賀公演」でも舞台に立っていたのですが、
その音域の広さに目が点になって以来、ファンに。
今回のゲッセマネも、素晴らしいです。
 
 
私がこの舞台を見たいと最初に思ったのは、ユダ役が彼だったからです。
ハン・チサンssi。
 
イメージ 1
Don Juan」の敵役ラパエル役をやっていました。
 
彼のラパエルは、ダヒョンssiのDon Juanがかすむほど素晴らしい存在感でした。
たぶん、ジフニ以外で初めてファンになったミュージカル俳優さん。
彼の舞台と言うことで、見たいなって思っていたわけです。
ユダ・・・彼にぴったり。
 
 
さて、そのダヒョンさんですが、賞は取れませんでしたが、
去年の夏に上演された「ラ・カージュ」という舞台の祝賀公演をしてくれました。
彼は、「ラ・カージュ」というオカマバーのマダム。マダム・ザサ役。
いやぁ・・・私、この彼を見て、彼を見直しました。
二枚目路線はやめて、こっち路線で言った方がいいんじゃないかと思うほどのはまり役。
恥じらいも何もかも捨てた演技が素敵。
 
ちなみに、このザザ役ですが、「レミゼラブル」のジャンバルジャンをやった彼と(あと一人いる)トリプルキャスト。
妖艶なダヒョンさんは見栄えが素敵だけど、
いったいバルジャンな彼が、どんなザザをやったのか、興味深いところです。
 
最初につなぎで出てくるオク・ジュヒョン嬢は、このステージのみの特別参加ですが、
このあけっぴろげな演技も、さっきの「ダンバード夫人」とは別物でしょう?(笑)
彼女、本当に千の仮面を持っているんです。
 
 
最後を飾るのは、チャンウクくんが新人男優賞をもらった「その日々」です。
この舞台は、他に創作作品賞ももらいました。
 
ふふふ、チャンウクくん、とっても初々しいです。
主人公は、祝賀公演ではカン・テウルssiが演じています。
この話は、首相官邸を守るSPのお話なんですが、アクション満載なステージ、かっこいいっ!
 
カン・テウルssiのステージ、堪能しちゃってください。
 
今年も韓国は、素敵なミュージカルが目白押し。
ただいま、お休みとジフニの予定とにらめっこして、どの公演が見られるか作戦タイム中。
来年のミュージカルアワードも見に行きたいなぁ・・・とチラリと思ったりして。
そんでもって、いつかジフニもこの舞台に立ってくれるといいなぁ・・・と願っております。(それが一番。)
 
ただいま、韓国最高のキャストによる「レミゼラブル」の「ONE DAY MORE」を、最後におまけ。
去年の受賞者で歌ったもので、偶然に翻訳をつけてくれているものを見つけたのでペタリ。
 
ジャンバルジャンチョ・スンウ先輩、マリウスをジュンス、コゼットをオク・ジュヒョン嬢、
ジャベールをパク・コニョンssiという、ありえない豪華ぶりを堪能してくださいませ。